こんな症状ありませんか?【口呼吸(その1)】

シックスくん
シックスくん

みなさん、こんにちは。6スポットてんとうむしの「シックス」です。よろしくお願い申し上げます。まさえ先生!、今日も体の不調に悩んでいる人の症状について教えてください。

まさえ先生
まさえ先生

はい、わかりました。今回は、「口呼吸」について、話をしたいと思います。

シックスくん
シックスくん

「口呼吸」?それって、病気の名前なんですか?

まさえ先生
まさえ先生

病名ではありませんし、普段、鼻呼吸でも口呼吸でも生命活動においては問題ありません。ところで、シックスくんは、普段どちらで呼吸していますか?

シックスくん
シックスくん

えっ!普段はどちらだろう。意識したことないです。「大きく口をあけて寝ていたよ!」と言われたことはあるけど。

まさえ先生
まさえ先生

本来、鼻呼吸が自然なのですが、シックスくんのように自覚無く口呼吸になっている人が増えてきているように感じます。そして、何かしら体の不調を訴える人の多くが口呼吸になっているので、口呼吸をしている時間の長短が健康のバロメーターになっているとも言えるのです。

シックスくん
シックスくん

口呼吸が増えたら要注意!ということですね。でも、ぼくは今、何の自覚症状もないけど…。なぜ、口呼吸になってしまうのですか?

まさえ先生
まさえ先生

本人は自覚していなくても鼻に炎症があると、呼吸がしずらくなるため無意識に口で呼吸をするようになります。すると、鼻よりも口から空気を吸い込むほうが楽なため、それが習慣化してしまいます。

シックスくん
シックスくん

風邪を引いたとき、鼻がつまって口でしか呼吸できないことがあるけど、治ってからは鼻水も出ていないし、鼻もつまっていないから、すっかり治ったものだと…。

まさえ先生
まさえ先生

確かに、患ったときなど、何らかの自覚症状が普通に現れます。しかし、治ったようでも、本人が自覚していないだけで、鼻の奥が軽い炎症を起こしているケースが多いのです。

シックスくん
シックスくん

へぇ、そうなんだぁ。

まさえ先生
まさえ先生

近ごろの風邪薬は、発熱や喉、咳、鼻水・鼻づまりと症状別になってきていますが、「鼻水・鼻づまり用」をよく選んでいる人は、体質的に鼻が弱いと考えられます。

シックスくん
シックスくん

あっ!ぼく、それかも!

まさえ先生
まさえ先生

症状は、その人の体の弱いところに現れやすく、胃腸が弱い人はちょっとした環境の変化で下痢や便秘を起こし、関節が弱い人は疲れがたまると腰や膝に痛みが出ます。ですから鼻が弱い人は鼻に軽い炎症が起こりやすくなっているのです。

シックスくん
シックスくん

口呼吸が鼻の炎症のサインとなっているのですね。だから、先生は「口呼吸」も「症状」ととらえているのですね。

まさえ先生
まさえ先生

はい。実は、口呼吸になってしまう原因は、鼻の炎症だけではありません。また、口呼吸が多くなることで、新たな症状が出てしまう危険性もあります。それらについては、また別の機会にお話ししましょう。

シックスくん
シックスくん

わかりました。まさえ先生、今回もありがとうございました。

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