
みなさん、こんにちは。6スポットてんとうむしの「シックス」です。まさえ先生!今日もよろしくお願いします。

はい、前回は「口呼吸が体に及ぼす影響」について話をしましたが、今回は「あいうべ体操」で口呼吸を改善する方法を紹介します。

「あいうべ体操」?「みんなの体操」みたいなものですか?

そうですね。みんながすぐできる顔の筋肉を動かして鍛える体操です。口周りの筋肉である口輪筋を鍛えることによって、唇を閉じる働きが正常化され、口呼吸の改善が期待できます。

顔の体操ですね!ぼく、変顔するの得意ですよ!

無理に変顔しなくてもいいですよ。あいうべ体操は、次の4つの動作を順に繰り返すという簡単な方法です。
【あいうべ体操】のやり方
①「あー」と口を大きく縦に開く。
②「いー」と口を大きく横に広げる。
③「うー」と口を強く前に突き出す。
④「べー」と舌を突き出して下に伸ばす。
①~④を1セットとし、1日30~60セットを目安に毎日続けます。


「あー」「いー」「うー」「べー」。ぼく、舌を突き出すとついつい変顔になってしまいます。何度もやっていると舌の筋肉が疲れてきますね。

舌も舌筋という筋肉でできていて、力が弱くなると正しい位置に舌を維持できなくなります。特に、舌の根本部分(舌根)が弱くなると気道を塞ぎ、咀嚼する力を低下させます。

へぇー、食べ物を噛む力も大切なんですね。

さらに、食べ物をしっかり噛んで下顎を支える咀嚼筋の働きが悪くなると、下顎の開閉がスムーズにいかなくなり口を閉じられなくなります。

なるほど、ぼくも口呼吸の改善のため、「あいうべ体操」で口輪筋、舌筋、咀嚼筋を鍛えるぞ!

この体操は口呼吸を直すものですが、しっかり行って表情筋が鍛えられるとリフトアップにもつながり、口角が上がってほうれい線が目立たなくなるなど美容面でも役立ちます。

なんと!加齢にともなう悩みまで改善できるとは!恐れ入りました。まさえ先生、今回も貴重なお話ありがとうございました。

ありがとうございました。加齢にともなうお悩みについては、また別の機会に話が出来ればよいですね。